医療的ケア第1-2号研修

※ 第3号研修については、こちらのリンクからご覧ください。

1. はじめにお読みください!

① 申込受付にあたっては、実施要項をご理解いただいたものとして扱います。あらかじめご了承ください。

② 基本と実地両方の受講を予定されている方は、まず基本研修のみ受講していただき、基本研修修了後に実地研修にお申込みください。

受講に不安のある方へ

ゆっくり・じっくり・できるまで

医療的ケアの学習が初めての方でも実際の現場をイメージしながら学べるように、基本テキストに加えオリジナル教材も使用します。基本研修のみの受講も歓迎です。

  • 理解度に合わせた講義と解説
  • 介護の基本も学べます

2. 令和6年度研修プログラム 

① 第1-2号研修基本研修(50時間全過程)

 <受講要件>原則として介護福祉士、介護職員初任者研修修了、介護職員実務者研修修了、重度訪問介護従事者養成研修修了のいずれかを所持していて、満18歳以上の方。日本語での日常会話が可能で、研修テキストの漢字を読める方。

「実施要項1ページ2.受講要件」で、申込前に受講要件を満たしているかご確認ください。

【第1回:50時間】
6月6日(木)~8日(土)
6月13日(木)~15日(土)
6月20日(木)~22日(土)
【第1回:申込受付期間】
4月15日(月)~5月15日(水)
【第2回:50時間】
10月10日(木)~12日(土)
10月17日(木)~19日(土)
10月24日(木)~26日(土)
【第2回:申込受付期間】
8月15日(木)~9月13日(金)

【実地研修】
4月22日(月)~令和7年1月31日(金)
【実地研修:申込受付期間】
随時受付
4月15日(月)~令和7年2月14日(金)
※実地研修評価票提出期限は3月21日(金)です。
※期限内に実地研修を修了できるよう余裕をもってお申込みください。

② 基本研修補講プログラム

 <受講要件>他の研修機関や養成機関で第1・2号研修の基本研修を受講した方、介護福祉士養成校や介護職員実務者研修で第1・2号研修の基本研修に相当する研修を修了している方、第2号の認定特定行為業務従事者証を所持していてケア項目の追加をしたい方等で、実地研修の受講を希望する方は、基本研修の補講を受講していただいた後に実地研修を受講できます。

※知識および手技確認を行います。筆記試験と演習評価はありません。

【基本研修補講】
4月22日(月)~令和7年2月14日(金)
上記の期間内で随時実施します。※要日程調整
【基本研修補講:申込受付期間】
4月15日(月)~令和7年1月31日(金)

実地研修前の補講です

質問しやすい少人数スクーリング

基本研修は修了しているが医療的ケア実務が初めての方に向けた準備運動のようなプログラムです。忘れていること、自信のないことを復習し、実地研修に向かいましょう。

  • 自信のないこと、学びたいこと中心
  • 知りたいことを効率よく学べます

③ 認定項目追加プログラムA・B

 <受講要件>すでに第1・2号の認定特定行為業務従事者証をお持ちの方で、人工呼吸器装着者の吸引の認定を希望する方はプログラムA、胃ろうからの半固形栄養剤の注入の認定を希望する方はプログラムBを受講していただいた後に実地研修を受講できます。

※筆記試験と演習評価はありません。

【認定項目追加プログラムA・B】
4月22日(月)~令和7年2月14日(金)
上記の期間内で随時実施します。※要日程調整
【認定項目追加プログラムA・B:申込受付期間】
4月15日(月)~令和7年1月31日(金)

人工呼吸器・半固形栄養の追加

1対1の個別指導

人工呼吸器、半固形栄養の項目追加のためのプログラムで、1対1(最大2名)の個別指導です。知りたいことを何度でも、気兼ねなく学んで、実地研修に向かいましょう。

  • 実務に近い演習環境で学びます
  • モデル人形は、原則1人1台をご用意します

3. 基本研修受講の流れ

基本研修全過程(50時間)

STEP
受講申込

申込受付期間をご確認ください。申込書類①(様式1-1-1)「第1・2号基本研修(全過程)受講申込書」をダウンロード、必要事項をご記入のうえ、メール・LINE・FAXのいずれかでお申込みください。※申込受付期間内でも定員に達した場合は受付を締め切ることがあります。

STEP
受講確認書の送付

受付から3営業日以内(土日祝を除く)に受講申込書に記入いただいた方法で「受講確認書兼請求書」を送付します

STEP
受講料の支払い

受講確認書兼請求書に記載の口座に指定期日までに振り込んでください。

STEP
テキストを購入し、予習をしましょう

2021年9月発行
「新版介護職員等による喀痰吸引・経管栄養研修テキスト」
(著者: 全国訪問看護事業協会=編集)を使用します。
※受講生各自でテキストを購入し、予習した上で受講してください。

STEP
基本研修の受講

当日、研修会場にお越しください。テキストを忘れずにお持ちください。

STEP
基本研修修了証の発行

基本研修を修了し、筆記試験に合格した方に「基本研修修了証」を発行します。「基本研修修了証」は、実地研修受講の際に必要ですので、紛失しないよう大切に保管してください。

STEP
実地研修

実地研修受講の流れにお進みください。

基本研修補講/認定項目追加プログラムA・B

STEP
受講申込

申込受付期間をご確認ください。申込書類①(様式1-1-2)「第1・2号基本研修(補講/認定項目追加A・B)受講申込書」をダウンロード、必要事項をご記入のうえ、メール・LINE・FAXのいずれかでお申込みください。※受講日程の変更をお願いすることがあります。

STEP
受講確認書の送付・受講日調整

受付から3営業日以内(土日祝を除く)に受講申込書に記入いただいた方法で「受講確認書兼請求書」を送付します。受講日を決定します。

STEP
受講料の支払い

受講確認書兼請求書に記載の口座に指定期日までに振り込んでください。

STEP
復習をしましょう

基本研修受講の際に使用したテキストに目を通し、ざっと復習しましょう。

演習動画を視聴し、手順の再確認をしましょう。

STEP
補講・認定項目追加プログラムの受講

当日、研修会場にお越しください。テキストを忘れずにお持ちください。

STEP
基本研修(認定項目追加)修了証の発行

補講・認定項目追加プログラム修了後に「基本研修(認定項目追加)修了証」を発行します。すでにお持ちの「基本研修修了証」と合わせて、実地研修受講の際に必要ですので、紛失しないよう大切に保管してください。

STEP
実地研修

実地研修受講の流れにお進みください。

実地研修を修了して「第1・2号研修修了証」の交付を受け、岩手県に届け出をし「認定特定行為業務従事者証」が交付されてはじめて業務として利用者への医療的ケアを行うことができます。
「基本研修修了証」のみでは、利用者へのケアはできませんのでご注意ください。

4. 実地研修受講の流れ

STEP
受講申し込み準備

 <主な受講要件>原則として介護福祉士、介護職員初任者研修修了、介護職員実務者研修修了、重度訪問介護従事者養成研修修了のいずれかを所持していて、岩手県内の介護保険施設、医療介護関連事業所、児童関連事業所、保育所、幼稚園、教育機関などで現に就労している方。所属する事業所または受講者本人が損害賠償責任保険に加入している方。実地研修協力者と指導看護師の確保ができる方。等です。

「実施要項1ページ2.受講要件」で、申込前に受講要件を満たしているかご確認ください。実施要項はこちら

申込書類①~④をダウンロード、必要事項をご記入のうえ、「第1・2号基本研修修了証」または「認定特定行為業務従事者証」を添えて、メール・LINE・FAXのいずれかでお申込みください。送信前にチェック表で申込書類に不備のないことをご確認ください。

① 受講申込書→受講者本人が記入します。
② 利用者説明書兼同意書→ 利用者・家族(代理人等含む)に実地研修の同意を得てください。
③ 指導実施承諾書→ 実地研修の指導を依頼する訪問看護事業所等に記入を依頼します。
④ 医療的ケア指示書→ 利用者の主治医に作成を依頼します。
⑤ チェック表で確認後、送付してください。

②~④の書類は、下記ダウンロード様式と同様の内容が記載されている任意の形式でも結構です。申込書類の原本送付は不要です。申込事業所で適切に保管願います。

第1・2号研修の実地研修は、口腔内吸引10回以上、鼻腔内吸引20回以上等の回数指定があるため日数がかかります。実地研修協力者の同意や指導看護師の承諾を得る際には、必要実施回数をご確認の上で依頼してください。

実地研修協力者の斡旋・紹介等は行っておりませんので、申込者で確保をお願いします。実地研修協力者はいるが、指導看護師が確保できない場合はご相談ください。当研修機関で指導を請け負うことが可能です。

STEP
受講確認書の送付

受付から3営業日以内(土日祝を除く)に「受講申込書」に記入いただいた方法で、受講確認書兼請求書を送付します。

STEP
受講料の支払い

受講確認書兼請求書に記載の口座に指定の期日までに振り込んでください。

STEP
指導依頼書と評価票の送付

指導看護師の方へ「実地研修指導依頼書」「実地研修評価票」をメールまたはFAXで送付します。

STEP
実地研修の実施

指導者・受講者・利用者間で、実地研修の日時を決めて実地研修を行います。

ケアの項目 回数
口腔内の喀痰吸引(通常手順)10回以上
口腔内の喀痰吸引(非侵襲的人工呼吸療法)10回以上
鼻腔内の喀痰吸引(通常手順)20回以上
鼻腔内の喀痰吸引(非侵襲的人工呼吸療法)10回以上
気管カニューレ内部の喀痰吸引(通常手順)20回以上
気管カニューレ内部の喀痰吸引(侵襲的人工呼吸療法)10回以上
胃ろう又は腸ろうによる経管栄養(滴下型の液体栄養剤)20回以上
胃ろうによる経管栄養(半固形栄養剤)5回以上
経鼻経管栄養20回以上
STEP
実地研修の評価

指導看護師が、実地研修実施要領に基づく評価票を用いて、認定を受ける項目ごとに既定の回数を評価し、最終的な累積成功率70%以上、規定回数の最後から3回連続で「手順どおりにできる」のいずれも満たした場合に、その項目を修了します。
※<累積成功率の求め方> 累積成功率=成功回数÷総回数×100

実地研修開始前には、指導者・受講者共に「実施要項11ページ(4)実地研修の進め方e.実地研修の評価」で、修了要件詳細を必ずご確認ください。実施要項はこちら

規定回数以上実施しても修了が見込めそうにない場合(口腔内吸引で20回以上実施しても連続3回成功できない等)は、当研修機関宛てお知らせください。実地研修の立ち合い等を行います。修了に向けた課題解決を考えましょう。 

STEP
評価票の提出

指導看護師の方より「評価票」を当研修機関宛てメールまたはFAXで提出いただきます。書類受領後、翌月末日までに指導料をご指定の口座に振り込みます。

評価票提出前に「規定回数(以上)の実施と評価」「累積成功率70%以上」「規定回数の最後から連続3回成功」の要件を満たしているかを指導者と受講者相互で確認をお願いします。

STEP
修了証の発行

指導看護師の方からの書類受理後、7営業日以内に受講者の方へ「第1・2号研修修了証」を郵送で交付します。

STEP
認定証申請手続き

受講者の方は、岩手県保健福祉部長寿社会課(外部リンク)で、認定証交付手続きを行ってください。「第1・2号研修修了証」の他、必要書類は岩手県保健福祉部長寿社会課ホームページでご確認ください。

5. 受講費用

  • 受講費用は、受講料と事務管理費の合計金額です。
  • 実地研修の指導看護師が受講生と同じ事業所等の場合は、指導委託料がありませんので、事務管理費8,800円のみ徴収します。
基本研修(全過程50時間)88,000円
基本研修(補講/認定項目追加プログラムA)18,000円
基本研修(補講/認定項目追加プログラムB)18,000円
実地研修受講料 ケア1項目につき12,000円
事務管理費8,800円
基本研修出張研修96,800円×受講者数
(別途費用あり、実施要項をご覧ください)

費用の例
例1) 基本研修のみ受講 受講料88,000円+事務管理費8,800円=96,800円

例2) 基本研修補講を受講した後ケア1項目の実地研修を受講した場合の合計47,600円
  
(内訳)基本研修補講受講料18,000円+事務管理費8,800円=26,800円、実地研修受講料12,000円+事務管理費8,800円=20,800円
   
例3) 認定項目追加プログラムAを受講した後ケア3項目の実地研修を受講した場合の合計71,600円 
  
(内訳)追加プログラムA受講料18,000円+事務管理費8,800円=26,800円、実地研修受講料36,000円+事務管理費8,800円=44,800円   


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